どんな物事においても、ただやった気になっているだけの人というのは案外多いようですね。
ただの自己満足のようなニュアンスがあるせいか、マイナスの意味で使われることがほとんどです。
しかしながら僕としては、ちょっと要領を得ないだけであって、”やろうとする意志”がちゃんとあるのでとてもいいことだと思っています。
やった気になるだけの状態はほんの少し意識を変えるだけで克服できますから、それほど悲観する必要はありませんよ。
やった気になるというのは厳密に言うと
という2種類のパターンがあり、どちらにしてもよろしくない状態です。
スポーツだと、プロの試合やハウツー動画を見ただけで実践しない、ビジネスの世界だとノウハウコレクターが@のパターンに該当します。
要はインプットばかりに力を注いで、実際にそれを自分の外に吐き出すことを怠っている状態ですね。
その他には、教科書を丸写ししたり、問題集の回答解説ページを丸暗記したりというのはAのパターンになります。
確かに手を動かしてはいるものの、これではテストなどで少しでもひねった問題が出てくるとまず解けません。
応用が利かずに点数も伸び悩むことでしょう。せっかく時間と労力をかけたのに悔しいですよね。
要するに何でもかんでもやればいいというわけではない、ということになります。
この2パターンを知ったうえで、自分はどちらに当てはまっているのかを分析してみるといいと思います。
やった気になるというのは言葉だけ聞くとマイナスのイメージが強いですが、なにも悪いことばかりではなくて、”大事な部分が少し欠けているだけの惜しい状態”だと思っています。
@のパターンを克服するために必要なのは、”あれこれ考えずにとにかくやってみること”だけです。
知識やノウハウの吸収は十分にできているわけですから、この点は素晴らしいと思います。あとはそれを自分なりに吐き出せばいいんですね。
失敗したらどうしようとか、また今度にしようなんていう邪念は一旦置いといて、小さくてもいいので最初の一歩を踏み出してみてください。
自分の思った通りならそれは成功体験となりますし、失敗したり思うようにいかないのならその経験すらも吸収して次の糧にすればいいだけです。
ひとたび歩き出してみると案外遠くまで行けるものですし、そうすることで見えてくる景色もありますからね。
次にAの場合ですが、これは”こまめに方向性を確認する”ことで克服へと向かいます。
今の時点でしっかりと行動に移せているわけですから、推進力は十分に備わっています。あと大事なのはどこに向かうかだけです。
そのためには、信頼できる道標を見つけるといいですね。
スポーツにせよ勉強にせよビジネスにせよ、独学で突き進むよりもその道のプロに教えを乞う方が遥かに上達が早いです。
スポーツだとコーチやトレーナー、勉強だと学校の先生や塾講師、ビジネスだとノウハウ本といった具合ですね。
せっかく貴重な時間と労力を注ぐわけですから、それらを一切無駄にしないためにも現在位置と方向性はこまめにチェックしておきたいところですね。
以上の点を意識してもらうと”やった気になっている人”から”ちゃんとやっている人”にステップアップすることができます。
やった気になっている人を卒業できたのなら、次なる目標はただ1つ、”結果を出すこと”です。
何かに挑戦する以上、一番欲しいのは”いい結果”なわけですからね。
筋トレならバキバキの腹筋、ダイエットなら引き締まった体、スポーツなら勝利、就活なら内定という結果のために努力を重ねます。
ここで大事になってくるのが、”結果を出すまで絶対に諦めないこと”ですね。
結果を出す前に途中で諦めてしまったら、それまでの頑張りが水の泡になってしまいます。
もちろん過程にもちゃんと意味がありますから、その全てが無駄になるわけではありません。
ですが、最後までやり遂げるのと途中で脱落するのとでは、得られる収穫が大きく変わってくるんですね。
途中で諦めることの何が悪いかというと、それは”逃げ癖がついてしまう点”だと思います。
少しかじっただけで無理だと決めつけたり、ちょっと辛くなってくるとすぐに諦めてしまう。
そして結局何もかもが中途半端で、次第に自信を失い自己嫌悪、という悪循環に陥りかねません。
自分で自分を責めるというのは精神衛生上とても良くないことですから、これは何としてでも避けたいところ。
そのためのコツとしては、”初めから大きな結果を狙わない”ことですね。
例えば今の時点で50m走のタイムが8秒台の人が、いきなり5秒台を狙うことは現実的ではありません。
数学が苦手で赤点常習者の人がいきなり期末テストで90点台を目指すのはなかなか厳しいと思います。
ビジネスでは、参入したての初心者が1か月目で100万円を稼ぎ出すのはまず不可能と言われています。
掲げる目標と、実際の自分の立ち位置との落差が大きいからこそ、結果的に挫折する可能性が高まってしまうんですね。
ですので僕としては、”小さな結果を確実に回収していく”のがいいかと思っています。
要するに、赤点を取ってばかりの人は、まずは基本的な問題を解けるようになる。
ブログ運営では、まずは1日1記事更新する、といった具合に、まずは目先の小さな物事を確実に達成することを心がけるといいですね。
その小さな成功の積み重ねが、結果的に大きな目標を達成することに繋がっていきます。
それに何かを成し遂げるというのは気持ちが良いし自信がつきますから、これはモチベーション維持にプラスの効果をもたらします。
このように、小さな成功体験を積み上げることで自信と実績をつけて、モチベーションを維持しつつ大きな結果を取りに行く、というのが理想的な形ですね。
この考え方は割とどんな物事でも通用すると思うので、是非とも試してみてくださいね。
自分の頭でプランを練って実行に移して、欲しい結果が出た時の嬉しさは何度味わっても飽きないものです。
この快感は僕たち人間にしか体感できないものですし、これを追求することこそが人生の醍醐味なんじゃないかと思っているところです。
僕はかつて、ただ与えられた義務を消化して寝るだけという空洞のような生活を送っていた時期があります。
大してやりたいことでもない、でもやらないと食べていけないしみんなそうしている。だから自分も我慢して頑張るしかない。
自分だけ違う方を向くわけにはいかないという変な罪悪感と、それが唯一正しい道だという偏見。
そうやって他人の目や声ばかりを気にして生きてみましたが、どうやっても気分が晴れなくてモヤモヤするんです。
こんなことをやっている場合じゃない、このままだとフレッシュな若い時間を無駄にしてしまうと考え、その時から自分の意志で動くことを徹底しています。
ただしそんなに大それたことをしているわけではなく、こうしてブログを更新したり、本を読んで知識をつけるといった小さなことを積み上げているだけです。
しかしそのおかげで、”自分だけでお金を稼ぐ”という欲しい結果を手に入れました。何事もやってみるものだし、案外遠くまで行けるものだなとしみじみ思います。
やってきたことが認められ、努力が報われた感じ、いいものです。