こんな人生嫌だ!

 

今の会社を何としてでも辞めてやる!

 

誰にも指図されずに生きていくんだ!

 

 

このような動機から一念発起して、脱サラを目指す人は多いと思います。

 

 

何とかして現状を変えたいと思う気持ちは素晴らしいですし、人として正常な証と言えます。

 

 

しかしながら、思いがあっても、結果的に失敗してしまう人が後を絶たないのが現実です。

 

 

なぜ脱サラに失敗してしまうのか?それは物事の段階を踏み間違えているからなんです。

 

 

脱サラに失敗した場合のデメリット

 

脱サラのいい面だけを夢見ていると、冷静さを欠いて舞い上がってしまうので、地に足をつける意味でも、先にもし失敗した場合の不利益についてのお話です。

 

 

@困窮と負債

 

もし脱サラ後のビジネス展開が軌道に乗らなかった場合は、収入源が少ないか、最悪ゼロになってしまいます。

 

 

それまでの貯蓄があるにしても有限なので、切り崩すにも限度があります。

 

 

ましてや多額の初期投資が必要なビジネスを立ち上げていた場合は、膨れ上がった巨額の負債を抱えてしまう可能性もあります。

 

 

こうなると行きつく先は自己破産であり、一定期間ローンの借り入れができなくなるなど、再起の道がグンと険しくなってしまいます。

 

 

A人間関係の崩壊

 

お金の問題というのは人間関係をいとも簡単に崩壊させる力があります。

 

 

どんなに温厚な人であっても、お金のことになると途端に目の色が変わるというのはよくあることです。

 

 

ビジネスの難航は日々の暮らしに直結しており、家庭内にも暗い影を落とし、最悪の場合離婚や離散が起こります。

 

 

またそれまでいい関係を築いていたであろう肉親や親戚でさえも、些細なことから不仲や絶縁状態に陥る可能性があります。

 

 

B再就職

 

現状が嫌で、仕事が嫌で辞めたにも関わらず、事業に失敗して結局労働者として灰色の現実へと戻っていく。

 

 

これはとてつもなく屈辱的ですし、精神がどうにかなってしまいそうなくらいです。

 

 

そして再就職できればまだいいですが、それが困難となると、あっという間に路頭に迷うことになります。

 

 

資格などが全くない人は特に注意が必要です。

 

 

C自分の命に手をかける

 

何もかもがうまくいかなくなった時、一番最悪なのがこれです。

 

 

ある統計では、年間で数千もの人が、経済的な事情によって自らの命を絶ってしまうそうです。

 

 

食べていくだけの仕事も、頼れる親族もおらず、最期は一人ぼっちでこの世と決別する。

 

 

これだけは何としても絶対に避けなければなりません。

 

 

 

物事を冷静に見定めて進めていくためには、どちらかというとデメリットの方に注意を向けることが大事です。

 

 

これは着実に歩みを進めていくのがいいと言っているのであって、臆病になることとは違います。

 

 

脱サラを成功させるという確固たる信念を胸に、腰をどっしりと据えて進むことが重要です。

 

 

見切り発車は絶対NG!

 

現状を打開したい、仕事を今すぐにでも辞めたいという思いがあまりにも強すぎて、何とかなるだろうと見切り発車で会社を辞めてしまう人がいるのですが、これは絶対にオススメできません。

 

 

とりあえず辞めてから行動してうまくいくほど現実は甘くありません。

 

 

考えてもみてください。

 

 

今まで労働によって少ないながらも毎月安定して得られていた収入が、会社を辞めることでゼロになるんです。

 

 

それまでの貯蓄なんていうものはあっという間に底をつきますし、自分でビジネスを起こすとなっても、今日やって明日には報酬が出るなんて即効性のあるものは存在しません。

 

 

あるとすれば、それは真っ当なビジネスではなく、法に触れるような次元の話です。

 

 

とにかく、何の後ろ盾もないままで、根拠のない希望的観測で仕事を辞めてしまうのはNGです。

 

 

というよりも、これではただの退職であって本当の意味での脱サラではありません。

 

 

段階を踏んで用意周到に

 

見切り発車を例として、なぜ脱サラに失敗するのかというと、それは”プロセスが抜けているか、順番が違う”ことが原因です。

 

 

物事には必ず順序があります。スーパーマリオで高いところにあるキノコに手が届かないのは、その途中の足場ブロックを出し忘れているからです。

 

 

脱サラにおいても全く同じことが言えます。

 

 

要は会社を辞める前に、安定した稼ぎ口を別に作っておくことが必須なんですね。

 

 

見切り発車はもちろんNGですが、例えば本業の傍らで準備や構想だけ練っておいて、実際に稼働してみるのは会社を辞めてから、なども路頭に迷う可能性が高いです。

 

 

どんなに頭の中で空論を膨らませても、ビジネスは実際にやってみないと稼げるかどうかなんてわからないわけです。

 

 

物事の順序が違うから、必須のプロセスが抜けているからうまくいかないんですね。

 

 

思いがあっても、結果的に失敗してしまうのはこのためです。

 

 

繰り返しになりますが、脱サラを決行するにあたり、まず構築すべきは"本業を辞めても遜色ないような収入の柱"です。

 

 

それもある程度の額が毎月ちゃんと入ってくるものがベターです。

 

 

この柱が完成するまでは、悔しいですがグッとこらえて本業もこなしましょう。

 

 

ここで重要なマインドセットとして、本業を続けるのは脱サラのための準備期間”だと思うこと、本業など所詮踏み台程度に考える”というものがあります。

 

 

言い方が悪くなってきて申し訳ありませんが、本業なんて1か月で18万しかもらえなかったとしても、

 

 

されど18万はもらえているので、とりあえずは食いっぱぐれる心配がないわけです。この状況を利用しない手はありませんよね?

 

 

今の仕事なんて自由になるための通過点であり踏み台なんだ

 

 

僕はこんな風に考えるようにしたことで、上司から嫌味を言われても、お局様から理不尽に怒られてもダメージが軽減されました。

 

 

ちっぽけな人間どもよ、今に見てろと言わんばかりに。野心があるというのは強いです。

 

 

あとは自由にすればいい

 

確固たる信念の元でしっかりと段階を踏み、晴れて収入の柱が完成したら、その日があなたの脱サラ記念日です。

 

 

この収入の柱が後ろ盾となるので、まず食いっぱぐれる心配はありませんし、

 

 

この状態になって初めて、よく練り込んでいたビジネスを稼働させるもよし、投資に挑戦するもよし、はたまた後ろ盾の柱をもっと太くするもよし、農家に転身するもよし、あとは好きにすればいいんです。

 

 

正しい段階を踏みさえすれば、脱サラで失敗することはあり得ません。

 

 

勝算の怪しい賭けに挑むよりも、確実に勝てるゲームで勝負することが重要なんですね。

 

 

〜あとがき〜

 

失敗するしないは別として、脱サラしたいと強く願うこと自体は素晴らしいと思います。

 

 

この世の中には、不遇な現状に屈して諦めてしまっている人が本当に多いですから。

 

 

本業に対するマインドセットは結構使えると思うので、是非とも活用してみてくださいね。

 

 

国や会社は、僕たちをまるで奴隷のようにこき使い、搾り取れるだけ搾り取ってきます。

 

 

そっちがその気なら上等ですよ、僕たちも自由になるためにあなた方を利用させてもらいますから、という感じで強気で行って構いません。

 

 

結局は自分のための人生なので、どこかの知らない人間に土足で入ってこられる筋合いなんて一切ありません。

 

 

弱気にならず、自分の意志には忠実に、自由を勝ち取るために貪欲にいきましょう。