1週間は7日間で構成されていて、多くの企業は週休二日制を導入しています。
さらには、年間休日数は平均で120日前後とのことです。
勤務日数と休日の比を考えると、1週間単位なら5:2、1年で見ると3:1の比率となりますね。
1週間で捉えるとさほど大きな差は感じないかもしれませんが、これが1ヶ月や1年、10年となるとどうなるか。
その差はどんどん開いていき、人生レベルで見ると、圧倒的な労働時間とおまけのような休日という構図ができあがります。
週休2日ならまだマシな方で、中には週1日やそれ以上に劣悪な条件で働いている場合もあると思います。
しかしながら、多くの人はこの配分に文句も言わずに従って歳を取るわけです。
天候に恵まれれば釣りやキャンプ、登山にドライブ、山菜採りに昆虫採集・・・
荒天ならば温泉に行ったり、テレビゲームやレゴ、プラモデルに没頭する。
これは僕の場合の話です。
なかなかに多趣味なわけですが、それ故に”どう考えても休日が少なすぎる”という問題に直面します。
土日が丸々2日間使えるとして、1泊2日でキャンプや温泉にでも行こうものなら帰ったら日曜日で、また次の日から仕事です。
せっかくの休日なので、あれもこれもと過剰なスケジュールを立ててしまう。
しかし楽しめば楽しむほどに平日とのギャップが大きくなり、気持ちの切り替えがうまくいかないままで月曜日を迎える。
日曜日の深夜は動悸が止まらず、布団に入っても悪夢を見て1時間おきに目が覚める。
気持ちが乱降下するのが嫌で何も予定を入れないこともありましたが、それでは何のための休日なのかが分からない。
何かをするには時間が足りないし、無理矢理何かしようものならかえって疲れが溜まってしまう。
人生80年などと言われていますが、その中で自分で好き勝手に使える日がほんの一握りなんて不可解だと思いませんか?
今ある趣味に没頭する時間もなければ新しい趣味に手を出す余裕もない。
どうせ苦しみはまたやってくる
こんなことを思い浮かべたら最後、せっかくのドライブや旅行が台無し。
心が休まる暇もないままで仕事、仕事、仕事・・・。
好きなこともできず、行きたい場所へも行けず、ただただストレスと睨み合いながら小さな町で一生を過ごす。
これって果たして有意義な人生と言えるのでしょうか。
僕たちは本来圧倒的自由に生きていいはずなんです。
ところが、わけのわからない枠組みに何重にも囲い込まれて、いつの間にか圧倒的不自由な人生を歩んでしまっている。
もしもあなたが休日が少ないと感じているのであれば、それは人として自然であり正しい反応だと僕は思います。
たかだか土日や祝祭日ごときの休みだけで心が満足するはずがないんですよ。
もっと休みが欲しい!と思うのは人として正常な証拠ですから心配しないでくださいね。
もっと休みが欲しいけど、ではどうすればいいのか。
そもそもの話、週休〇日制という枠組みに収まっているから自由が利かないんですね。
1週間のうちの休日数を決められてしまうというのは、人生のうちの休日数を決められてしまうのと同義なわけです。
だから多くの人は圧倒的な労働時間とおまけ程度の休日というアンバランスな人生を送る羽目になるんですね。
それを避けるためには、”休日数を自分で決められる仕事を選ぶ”必要があるんですね。
今の時代は”フリーランス”と呼ばれる人種が続々と増えています。
誰に雇われるでもなく、好きな時に仕事をして好きな時に休む。最高ですね。
フリーランスとして生きていくために必要なのは、自分自身のビジネスを所有することです。
要は、誰かにお金を貰うのではなくて、自分の力でお金を生み出せればいいわけです。
そんな簡単に言うけど、と思われるかも知れませんね。確かに今日始めて明日には結果が出るようなものではありません。
ただ、ほんの1年や2年ほど必死に頑張れば誰でも自由になれるチャンスがあるんです。
何十年と勤め上げても絶対に自由になれない雇われ労働よりも遥かに夢があると思うのですが、どうでしょうか。
起きる時間や寝る時間、仕事をする日も休む日も全て思い通り。
さらには、お金を生む仕組みを完全に自動化してしまえば、あとはあなたが何をしていようと一切関係なくお金が増え続けます。
まさに圧倒的自由であり、僕たち人間の本来あるべき姿だと思います。
あなたは僕と同じで、休日が少ない現状に疑問を投げかけることができています。
その気持ちを大事にすると共に、せっかくなら休み時間を増やすために動き出してみてはいかがでしょうか?
何もしなければ一生が労働で埋め尽くされ、何一つ成し遂げられずに最期を迎えることになります。
そろそろ、どこの誰が決めたかもわからないような現実に抗ってみてもいいのではないでしょうか。
〜あとがき〜
有給休暇なんて取ろうものなら白い視線を一身に浴びる羽目になり、そんな状態では心が休まるわけがなく、あろうことか罪悪感まで覚える。
月曜日の時点ですでに週末を待ちわびている自分がいて、平日なんてさっさと終わってしまえばいいのにという考えが浮かぶ。
たかだか2日の休みのために残りの5日をただ消化するだけなんて、時間の浪費もいいところですよね。絶対に早死にすると思いました。
それに加え、休むことは悪だと言わんばかりの狂った風潮に嫌気が差したことも、僕が自分のビジネスを立ち上げた理由です。
自分のビジネスを持つ。
挑戦する前は次元の違う世界の話だと思っていましたが、実際にやってみると至ってシンプルでしたね。
学びつつトライ&エラー、そして継続。これだけです。
一発勝負の人生、いかに後悔を残さないようにするのかが大事だと思っています。