まず初めに言っておくと、愚痴をこぼすこと自体は生きていく上で必要だと思います。

 

 

普段の会話や飲みの席など、適度に吐き出すことによってストレス発散にもなるし、円滑なコミュニケーションが取れたりしますからね。これはあなたも経験があると思います。

 

 

ただし、です。
愚痴を言うのが常態化しているとなると全く話が変わってくるわけですね。

 

 

あなたの周りにも、常に何かの文句を吐き散らかす人間が必ずいると思います。

 

 

そういう人間の末路や、僕がとった対応策について語っていきますね。

 

 

転職先は愚痴が飛び交う死の島だった

 

僕は20代半ばの頃に転職を経験しました。

 

 

というのも、その前に勤めていた職場は全体の人間関係はそれほど悪くなかったのですが、びっくりするくらい給料が低いのと、上司が無力なくせに理不尽だったんですね。

 

 

このままでは使い物にならないまま安月給で飼い慣らされて一生終わる

 

 

そう思ったことで転職を決めました。

 

 

ちょうど良さそうな求人が出ていたので転職自体はスムーズに進んだものの、期待を胸に選んだ新天地は、常に愚痴が飛び交う最悪の環境でした。

 

 

入職して間もなく僕の歓迎会が開かれたのですが、その2次会はもう最悪で、その場にいない人間への文句や不満が次から次へと湧き起こり、誰かがトイレに行くと今度はその人を罵る。

 

 

もはや歓迎会の面影はなく、湿気漂う愚痴大会と化していました。

 

 

冒頭で話した通り、少しくらいならいいんです。飲みの席なんてストレス発散には最適ですからね。

 

 

しかしその時は、全員揃って2時間も3時間もひたすら誰かの文句、文句、文句なんです。

 

 

職場にどんな人間がいるのかすらわからない僕は、ずっと黙り込んで早く終わるのを祈るばかり。

 

 

どうして新入生の歓迎の場でそんな話が平然とできるのか、正気を疑いました。

 

 

来るべきじゃなかった

 

 

そう感じたのと同時に、

 

 

他に話題は無いのかな

 

つまらない人達だな

 

 

という虚しさにも似た気持ちがこみ上げてきましたね。

 

 

普段の勤務中も、昼休みや夕方の暇な時間になると中年のオバサン集団が奥の部屋で集会を開きます。

 

 

お題は決まって誰かの文句や不満の一択です。

 

 

仕事そっちのけで、あいつは仕事ができないだのミスが多いだのと延々と吐き散らかしているわけです。

 

 

それも若手のいる隣の部屋にわざと聞こえるようなトーンで話しているので、何となく内容が聞こえてくる。

 

 

おかげで若手は皆びくびくしながら仕事をしているし、そのせいで余計なミスも出る。

 

 

常に空気が張り詰めていて陰気臭い。窒息しそうでしたね。

 

 

”そこまで言うならあなたは余程優秀で完璧な人間なんでしょうね”と皮肉たっぷりにかましてやろうかと何度も思いました。

 

 

新人なんて失敗するのが当たり前なのに、それを断固として許さない。

 

 

今でこそ自分はベテランかもしれませんが、それと同じレベルを新人にもキツく要求するわけです。

 

 

自分だって新人の頃は散々失敗しただろうに、そんなことはそっちのけで、今の自分の目線でしかものを言えない。

 

 

ただ、そういう人間に限って能力は大したことないんですよね。

 

 

自分のことは棚に上げてとにかく他人を攻撃する。

 

 

他人よりも優位に立ちたいのか自分が世界の中心だと思っているのか知りませんが、とにかく最悪の環境でした。

 

 

文句や不満ばかり垂れる人間の末路

 

負の感情に支配され、かび臭いオーラをまとった人間が行きつくところは明白で、孤独な最期”です。

 

 

誰からも愛されず、誰にも必要とされずにひっそりと一生を終えることになると思います。

 

 

自分が絶対に正しいかのごとく振る舞い、常に憎まれ口を叩いている人間なんて信用されませんし、最終的に誰からも相手にされなくなって当然ですよね。

 

 

一度きりの人生ですから、本当なら誰しも楽しくイキイキと過ごしたいはずです。

 

 

それなのに、なぜか薄暗く湿気の多い生き方をする。そっちの方がストレスだし疲れると思うんですけどね。

 

 

不平や不満を漏らすのは時には必要です。あまりに溜め込みすぎると精神衛生上よろしくありませんから。

 

 

しかしそれも程度の問題で、度を過ぎた振る舞いは最終的に全て自分に跳ね返ってくるものです。

 

 

自分そっちのけで誰かに牙をむいたり、常に誰かの粗探しばかりしているようでは次第に人が離れていきますから注意したいところですね。

 

 

愚痴ばかりの環境で僕は孤立した

 

先程もお話しした通り、僕の転職先は負のオーラが充満していて、息の詰まりそうな毎日を送っていました。

 

 

そのような環境下で僕が選んだのは、”一匹狼になる”ことでした。

 

 

というよりも、自然とそうなったと言った方が正しいかも知れません。

 

 

同僚や上司は口を開けば誰かの悪口や陰口で、それを延々と聞かされるのはハッキリ言って面倒くさいし鬱陶しかったので、僕の方から距離を置くようにしていました。

 

 

部署内の人間からは、”あいつは絡みづらい奴だ”などと言われていたようですが、それはそれでいいと思っていましたね。

 

 

ただ、毎日顔を合わせるにも関わらず、まともに話せる人間が誰もいないというのは結構きつくて、徐々にメンタルがやられていきました。

 

 

なにしろ会話が業務連絡に限られてしまうわけですからね。円滑なコミュニケーションという観点ではかなりの低評価だったと思います。

 

 

ですが、それでも愚痴や文句ばかり言う人間に同調することはできなかったんです。自分が醜くなるようで絶対に嫌でした。

 

 

楽しい職場の方が絶対居心地がいいと思うんですけどね。どうして敢えてジメジメした雰囲気で仕事をするのか、僕には理解不能でした。

 

 

愚痴ばかり言う人と慣れ合うのは時間の無駄

 

負の感情に支配されている人と一緒にいても疲れるしイライラが伝染するだけで何のメリットもないと思いますね。

 

 

最悪の場合、自分までも負のオーラをまとってしまい、気がついたら自分が愚痴の発信源になっていたなんてこともあるので恐ろしいです。

 

 

物事に対して難癖ばかりつけていると交友関係は確実に狭まります。まさに百害あって一利なしなわけですね。

 

 

僕はかつて職場で孤立したわけですが、そこで考えたのが”一人でできる仕事をしよう”ということでした。

 

 

つまりは、たった1人でお金を稼げるようになれば、かび臭い職場に通わなくても済むと思ったわけです。

 

 

もう一度転職したらどうかとも考えましたが、僕の経験上、愚痴や文句ばかり垂れる人間なんてどこにでもいますし、そりが合わない人間の方が多い環境に疲れてしまいました。

 

 

コミュニケーション能力が高い人ならどこでも誰とでもうまくやれるのでしょうけど、どうやら僕にはその素質は無かったようです。

 

 

それならそれで諦めて別の場所で勝負した方がいい、そう思いました。

 

 

今は自宅の一室でたった一人でお金を稼げる時代ですから、僕のような社会不適合者にとっては大きなチャンスです。

 

 

ネット環境とパソコンさえあれば一個人でもお金を生み出せるし、サラリーマンの給料以上に稼いでいる人なんてたくさんいるんですね。

 

 

ここまで読み進めてくれているあなたは、僕と同じく愚痴や文句ばかりの環境に嫌気が差していることと思います。

 

 

であれば、たった一人でもお金を稼げるようになるといいかも知れません。

 

 

生活費だけでも稼げれば、わざわざ嫌な人間ひしめく職場になんて行かずに済むわけですからね。

 

 

不平や不満を吐き散らかすことしかできない哀れな人間は放っておいて、僕たちは自分で稼ぐ力を高めてやりましょう。その方が遥かに賢明だと思います。