ストレス社会という言葉は今となってはごく当たり前のように使われるようになりました。

 

 

とてもストレスフルで休まる暇もない今の時代を皮肉ったようなフレーズではありますが、”みんな耐えているんだから弱音を吐くな”というニュアンスも隠れています。

 

 

それゆえ、さもストレスを抱えて生きるのが当たり前かのような錯覚に陥り、心身を酷使してしまう。

 

 

明らかにキャパオーバーな負荷をかけ続けているとモノはいつかは壊れてしまいますし、それは僕たち人間も同じです。

 

 

多くの人は仕事を中心に生活が回っていて、この仕事こそがあらゆるストレスの源泉です。

 

 

1日のほとんどを仕事に食われているせいで、心身を労う暇なんてごくわずかしかない。

 

 

長い目で見た時、これでは人生が苦痛で埋め尽くされてしまうといっても過言ではありませんよね。

 

 

”仕事がストレスで辞めたい”、今のあなたはそんな気持ちを抱えていることと思います。

 

 

僕もかつては精神を病みかけていた時期があったので、その気持ちは痛い程よくわかります。

 

 

ただ今の時代は色んな選択肢があって、その中には押し寄せる苦しみを回避したり軽減しながら生きていけるものもあるんですね。

 

 

苦痛に満ちた現状を何とかしたいと思うあなたにとって何かしらのヒントになるかも知れません。

 

 

仕事で頭がおかしくなりかけた

 

僕は大学を出て新卒で就職しましたが、何年かした後に職場を変えています。

 

 

新卒で入った職場は全体の人間関係こそ悪くはなかったのですが、レベルの低いことしかしておらず、びっくりするくらい給料が安い。

 

 

スキルアップもできず生活も苦しいということで、入職してから3年で見切りをつけました。

 

 

次の職場はレベルの高いことをしているし手当も充実していて収入アップが見込めるということで決めましたが、これがよくなかった。

 

 

というのも、人間関係が最悪だったんですね。

 

 

誰かの愚痴や文句しか言わない中年おばさん集団と理屈っぽくいきなりキレる上司、それに話の通じない同僚との共同生活が始まっていきます。

 

 

仕事そっちのけで誰かを罵り、物の位置が1ミリでもずれていただけで発狂し、どんよりとかび臭い空気を充満させるお局集団。

 

 

自分の中で変なポリシーが確立していて、それにそぐわない人間や仕事のやりかたに対して激高する上司。

 

 

それでいて自分がミスをするとわけのわからない理屈を並べてやり過ごす。

 

 

歳の近い同僚はただ苦笑いをするだけで話にならない。

 

 

たまの飲み会では、いつも大人しくしている同僚がその場にいないお局様を延々と罵倒する始末。

 

 

とにかく面倒くさい、もう最悪です。

 

 

他部署からすると僕のいた部署は”闇が深く陰気臭い”と評判だったようで、やっぱりそうなんだと思いました。

 

 

そんな連中とは関わりたくなかったので一切心を閉ざし、他部署の人とばかり仲良くしていましたね。

 

 

ただ、1日の中で一緒にいる時間は同じ部署の人間の方が圧倒的に長く、その中で心を開けないとなるとこれはキツい。

 

 

結果的にどんどん追い込まれていくのが自分でもわかりました。

 

 

勤務中は常に気が張り詰めていて、なんの前触れもなくいきなり嫌な汗が噴き出るし、とにかく呼吸がしづらい。

 

 

日曜の夜〜月曜日にかけては特にひどくて、動悸が止まらず布団に入っても全く寝付けず悪夢を見る始末。

 

 

朝起きる時間になると手足がしびれて力が入らないんです。

 

 

休日との高低差があればあるほどその症状は強くなりましたし、髪も少し薄くなってしまいました。

 

 

おまけに休日も出勤しなければならない週もあって、そうなると心を休める暇が全く取れない。

 

 

前の仕事よりも給料はいいかもしれない、ただその代わりに心身がストレスでボロボロになっていく。

 

 

そうまでして自分は頑張らないといけないんだろうか

 

 

そう思ったのと同時に、他に選択肢はないものかと考え始めました。

 

 

仕事を辞めたいと思った時の選択肢

 

このままでは遅かれ早かれ自分が壊れてしまうと思ったので、いくつかの手段を考えてみました。

 

  • また転職
  • 1人でできる仕事をする
  • 資産を所有して自分は働かない

 

自宅警備員という名のヒモやスネカジリには絶対なりたくなかったので、最終的にこの3つの選択肢に絞りました。

 

 

今の職場環境が悪いだけで、他にいいところがあるかも知れないともう一度転職することも考えました。

 

 

しかしそれまでの経験上嫌いな人間というのはどこにでもいるし、くだらない心労やストレスがこれから先もずっと付きまとうと考えた時、根本の解決にはならないと思いました。

 

 

加えて、どんなに心身を削って命を燃やしたところで貰えるのなんてほとんど余力のないカツカツな固定給です。

 

 

ただ生きるだけで、頑張っている自分へのご褒美すら買ってあげられないなんて、一体なんのために生きているのか意味不明だと思いませんか?

 

 

結局のところ、どんなにストレスに耐えたところで報われることなんてないんです。

 

 

だったら何か別のことをしたほうがいい、ということで僕がとったのは”1人でできる仕事をする”という選択肢で、簡単に言うと副業ですね。

 

 

要は自分で稼げるようになれば給料に頼らなくてもよくなるし、そうなれば嫌な人間と一緒に働かずに済むと考えたわけです。

 

 

よくよく調べてみると、副業にも関わらずサラリーマンの給料よりも稼いでいる人なんてゴロゴロいて、中には本業がバカらしくなって脱サラした人もたくさんいることがわかりました。

 

 

副業と言ってもたくさんありますが、たった1人でできて効率がよく、それでいてサラリーマンの給料よりも稼げる見込みがあるものは限られてきます。

 

 

その中で僕が選んだのは、インターネット環境とパソコンを使った副業です。

 

 

誰にも雇われずに自宅のリビングや書斎で進められますし、何千や何億というネット人口に向けてセールスをかけられるので、可能性や稼げる金額で言ったら随一です。

 

 

さらには、ネット上に作った仕組みやコンテンツというのはネットが消滅でもしないずっと限り残りづつけますから、言ってしまえば資産になり得るわけですね。

 

 

より力を入れて資産を自動化してしまえば、あとは手放し運転でも勝手にお金が入って来るようになります。

 

 

ストレスに満ちた今の時代ですが、やり方によってはたった1人でも自由を掴み取れるんです。そう考えるとあながち捨てたものではないですよね。

 

 

大きく稼いで脱サラして完全自由に生きていくなんて言うと、話が飛躍し過ぎていて単なる夢物語のように思われるかもしれませんね。

 

 

ならば少しスケールを落として、例えば月に10万でも20万でも自分で稼げれば、週5でみっちり働き詰めていたところをパートに切り替えることだって十分可能ですし、それだけでも心身のストレス軽減には大きな効果があるはずです。

 

 

本業のウエイトを下げ、その分を副業で補うダブルワーク。こちらはかなり現実味があると思いますが、いかがでしょうか?

 

 

いずれにせよ、この先もずっとストレスを背負い込んで生きるという道だけでなく、うまく和らげたり回避する方法があるということを知っておいて欲しいと思います。

 

 

辞めたいと思う気持ちをどこにぶつけるかがカギ

 

ここまで読み進めてくれたあなたの仕事を辞めたい気持ちは本物だと思います。

 

 

そして多くの人がそうであるように、まず第一に転職を考えているはずです。

 

 

すでに心身が壊れる寸前であり、一刻の猶予も許されないと言うのであれば緊急回避として転職は使えます。

 

 

ただ先ほどもお伝えした通り、結局はその場しのぎの意味合いが強く、給与や対人関係や環境の面では根本的な解決とはならないんですね。

 

 

ですので、転職するならするで、それと同時進行で”別の稼ぎ口を育てる”ことをおすすめします。

 

 

今のままでもまだ耐えられる、もう仕事なんかしたくないと考えている場合も同様です。

 

 

副業で稼ぎを得ることでとにかく働き方や生活の幅がぐんと広がる、というメリットは前項で触れた通りです。

 

 

問題なのは、”雇われの労働一本という最もストレスのかかる生き方をしていること”なんですね。

 

 

四方八方から襲い掛かるストレスをはじき返すためには、もはや自分自身で稼ぐしかありません。

 

 

ただこれは裏を返せば、自分で稼げさえすればストレスフリーな生活を送れるということです。

 

 

絶対に辞めたい、その強い気持ちを全て”自分で稼ぐこと”に注いでみてください。きっと爆発的なパワーに変わりますからね。