仕事をしない上司というのはいつの時代もどこにでも必ずいて、顔を見るだけでも殺意が湧きますよね。
こっちが必死に頑張って仕事をこなしているのをよそに、彼らは涼しい顔をして給料を貰います。
世の中ってどうしてこんなにもアンバランスにできているのかと、かつてはよく絶望したものです。
イライラに身を任せて噛みついたり、上司とウマが合わずに転職した経験もあります。
そんな苦い経験を通して、僕はある境地に辿り着きました。
仕事をしない上司の下で悶々とした日々を送っているあなたに読み進めて欲しいページです。
僕は過去に何回か転職した経験がありますが、不思議なことにどの職場にも仕事をしない上司が必ず1人は棲息していましたね。
今回はいい機会なので、これまで巡り会ったしょうもない上司たちの特性をできる限り洗い出してみることにしました。
掘り起こすとキリがありませんのでこの辺にしておきますが、仕事をしない上司の特徴として、”とにかく逃げることとサボることしか考えていない”という点が共通しています。
いかにして仕事以外のことで時間を潰すかを考える能力がズバ抜けて高いです。
完全にピントがズレているわけです。一体職場に何をしに来ているんでしょうかね。
それでいてあなたよりも遥かに高い給料やボーナスを貰っているわけですから、上司よりも遥かに仕事ができるし頑張っているあなたがイライラを感じたり気に食わないと思うのは当然です。
こんなのバカらしくてやってらんないと感じるあなたは正しいです。
管理職という肩書を武器に何もしなかったり、はたまた平社員のくせに対して仕事をしない人間なんてただの給料泥棒でしかありません。
・・・と、こんな話をしていると、イライラのボルテージがどんどん上がってしまいますね。
そこで考えるのが、”そんな上司に何かしらのダメージを与えてやりたい!”ということだと思います。かつての僕もそうでした。
ただ、僕の経験から言わせてもらうと、怒りに任せて攻撃を加えるのは賢明ではありません。
その怒りやイライラの気持ちをぶつけて撃退できるならどんなにいいか。
残念ながら実際はそう簡単にはいかないんですよね。
その人物が表面上どんなに仕事ができなくても、忠誠を誓う部下を従えていたり、目上の人間に媚びを売るのが上手かったり、人事部と深い繋がりがあるなんてケースがよくあります。
このため、その上司単体を攻撃したつもりでも、思いがけないところでアンチが湧いたり上司のさらに上司を敵に回したり、人事部から警告を喰らって冷遇を受けるなんていう展開が十分にあり得るんですね。これは僕が経験済みです。
ですので、見切り発車で攻撃を仕掛けるのはご法度です。
仕事ができないのに長年生き残っているというのは必ずどこかにカラクリが隠れていると思ってください。
そこを軽視して牙を剥いてしまうと、せっかく仕事ができるあなた自身の首が締まってしまうことにもなりかねませんし、これは何としてでも避けないといけません。
あなたの居場所がなくなったり退職に追い込まれでもしたらそれは上司の勝ちであり、あなたという敵がいなくなったので今まで通り生き長らえてしまいます。そう考えると悔し過ぎませんか?
ですので、自分自身を守る意味でもうかつな行動は控えるべきなんですね。
ではイライラする上司への対抗策は全くないのかと言うと、選択肢は少ないですがあります。
実際に効果があるのはこの辺だと思います。
仕事から逃げ続けてきた人間はたとえ初歩的な業務であっても高率にミスをしますから、これを狙ってわざと仕事を振るのはありですね。
それでもいつものように逃げる姿勢を取ろうものなら職務怠慢として突き出してしまえばいいです。
かつての職場では、仕事をしない上司が勤務時間中に昼寝をしているのを盗撮して人事部に提出している人がいましたね。
また、勤務中にタイヤ交換の電話をしたり、ほっともっとに唐揚げを注文したりしていたのでこれらも漏れなく証拠を残したところ、その上司は異動になりました。
このように、とにかく証拠を残すことで確実にダメージを与えられます。
ただ、あなたが思っているような攻撃力があるのかは怪しいところで、この程度の不始末では退職まで追い込むのは難しいと思います。
うまくいけば異動させることはできると思いますが、単に別の場所で生き長らえるだけです。
どんなに用意周到に動いたところで軽いジャブ程度のダメージしか与えられず、致命傷を負わせることは難しいと思います。
それに、トドメを刺せずに生き延びさせてしまうことで後から思わぬ報復を受ける可能性もありますし、関係がギクシャクして今度はそれがストレスになってしまう可能性もありますからね。
その意味でも、もしどうしても攻撃したいのであればそれなりのリスクを背負う覚悟が必要です。
ただ、そもそもの話、そこまでして上司に食って掛かったところであなた自身にはどれだけメリットがあるでしょうか?
僕もかつてはいかにして爪痕を残すかに全力を注いでいた時期がありましたが、ある時ついに悟りました。
これ時間と労力の無駄だな・・・
そんな無能を叩き潰したところで賞金なんて出ませんし、月々の給料が上がるわけでもないんです。
そう、結局は単なる自己満足に過ぎないんですよね。
これから先その上司と一生を共にするわけでもありませんし、そんな無意味な人間のために時間を割くくらいなら、もっと有意義なことに時間と労力を使いたいと考えるようになりました。
その上司が社内ニートの給料泥棒になってしまったのは、そもそもの人間性に加えて”サボったもん勝ち”の体制にも問題があると思います。
頑張ろうがサボろうが給料は同じ。そんな環境では弱い人間なら間違いなくサボりますよね。
誰かに雇われている立場上、たとえ何もしていなかったとしても給料が支払われてしまうんです。腹立たしいですね。
そんなのうまい具合にサボってダラダラと長く居続けた人間の勝ちじゃないですか。
かつての職場でも、”ただ存在さえしていればいい”という魂胆が見え見えの上司がいました。
元々サボり癖がベースにあったのでしょうが、別に何もしなくても給料が貰えるという事実に気づいてしまったんでしょうね。
なおかつ、これは見方を変えると”どんなに汗水垂らして働いても報われることはない”という意味でもあります。
たとえあなたが上司の100倍仕事ができたとしても、その手柄はキレイに等分されてしまいます。
あなたの努力や頑張りが、あろうことか何もしていない上司にも配分されているわけです。これってものすごく腹立たしいと思いませんか?
ろくに仕事もしないくせに甘い汁だけ吸おうとする寄生虫のような上司や、そんな人間を放置する環境に嫌気が差したのなら、考えるべき選択肢は2つあります。
今のままでは事態が好転していく見込みがないと考えた時、見切りをつけて飛び出してみるのは大いにアリだと思います。
職場環境なんてそう易々と変わるものではありませんし、仕事をしない上司は定年でも来ない限りずっと居座り続けますからね。
だったら自分から何かしら行動や変化を起こした方が話が早いです。実際に取れる選択肢としては、
という2つがあり、これはあなたの欲求のレベルに合わせて決めるといいと思います。
ここで言う”欲求”とはつまり、”あなたがどんな生き方をしたいのか”ということですね。
と考えるのであれば新しい職場を探して再スタートするのも手です。
一方で、
という気持ちがあるのなら、雇われの労働者にこだわる必要は全くありません。
普段何も考えずに生きていると、お金を稼ぐには誰かに頼み込んで雇ってもらうしかないと思いがちですが、これは大きな勘違いです。
今では誰でも自分のビジネスを持てるし、やり方次第ではそれ一本で生計を立てることも十分可能なんですね。
雇われて稼ぐのか、自分の力で稼ぐのか
あなたの夢や理想を叶えられるのはどちらなのかを考えてみてください。
僕は何度か転職経験がありますが、どの職場にも仕事をしない上司が必ずいて、熱くなって噛みついて減給処分を食らった挙句に残業を禁止されたこともありました。
雇われ労働の不遇と限界を身を持って知りましたし、そうまでして細い給料にしがみつく必要があるのかという境地に至り、ビジネスオーナーになる道を選びました。
努力や頑張りは全て自分に返ってくるのでモチベーション高く取り組めますし、上司が仕事しないだの使えないだのと余計なストレスに振り回されずに済むので気分がいいですよ。
今の仕事が好きでやりがいを感じるのであればまだわかりますが、そうではなくただ単に給料を貰うためだけに無能な上司に振り回される日々を送っているのであれば、いい機会なのでじっくり考えてみるのがいいかと思います。
仕事をしない上司にイライラするけど、かといって敵意剥き出しで攻撃しようものならその後が怖い。
結局自分が耐えるしかないという現状にもイライラが止まらない。
行き場のない負のエネルギーがどんどん蓄積されていく。これは精神衛生上かなりよろしくない状態です。
僕の場合は、膨れ上がったイライラをただ鎮めるのは性格上不可能だったので、どこかにまとめてぶつける必要がありました。
そこで矛先を向けたのが、”副業で稼ぐ”ということでした。
リアルの世界での雇われサラリーマンは、はっきり言って得るものよりも失うものの方が圧倒的に多いと思います。
だとしたら、よりメリットのある方に賭けたいという境地に至りました。
”損得勘定”。どちらかというとあまりいい意味で使われない言葉ではありますが、一度きりの自分の人生と考えるとそれもアリだと思っています。
やはり大事なのは、”自分はどのように生きて行きたいのか”と、”それを実現できる仕事を選ぶこと”ですね。
僕は雇われない仕事を選びました。あなたはどんな仕事と人生を選びますか?