安定した職業なんてない。だったら攻めの人生を!

この世には安定した職業なんてない

 

 

この考え方を持った人は果たしてどれくらいいるのでしょうか。

 

 

世間の大人たちはみな口をそろえて

 

 

たくさん勉強して将来は安定した職業に就くんだよ

 

 

という思想を子供たちに刷り込みます。

 

 

そして子供たちは知らないうちにかつての夢や希望、なりたい職業を遠くどこかに置き忘れて、[安定した職業]に就くことが人生の正しい選択なんだと思い込むようになります。

 

 

そして大人になってもその思想を信じて疑わない人がほとんどだと思います。

 

 

ですがこのご時世、

 

 

安定した職業などこの世に存在しない

 

 

と断言することができます。なぜそのように言えるのかということをこの後お話ししたいと思います。

 

 

安定した職業は体のいい罠

 

安定した職業に就くことが一番だ

 

 

この思想は現代社会においても未だに根強く残っており、世の大半の人が信じて疑わないのが現状です。

 

 

これはなぜかというと、国や学校教育がこの思想こそが正義と吹き流しているからに他なりません。

 

 

あなたも子供の頃に一度は言われたことがあると思います。

 

 

”安定した職業”とだけ聞くと何とも響きのいい言葉に思えますが、ここであなたの日常を思い起こしてみてください。

 

 

毎日毎日気が遠くなるような時間を拘束され、それを一か月繰り返してただ生きるだけの給料をもらう。

 

 

そこには自由に使えるお金や時間などほとんど存在せず、この先何十年と繰り返すだけ。

 

 

生きていくのに必要なお金をあげる。その代わりにキミの自由を捧げてね

 

 

これが国が言う”安定した職業に就く”ということです。

 

 

人をバカにしているかのような低い賃金を渡し、その対価としてすべての自由を奪い取っていく。

 

 

企業や会社は自分たちが儲けるために労働者を雇い馬車馬のようにこき使い、

 

 

国は”安定”という言葉を巧みに利用して労働者を量産し、何に使われているかもわからない税金を搾り取っていく。

 

僕たちの頭の中にズカズカと入り込んできて、”キミの人生はこうあるべきだよ”などという戯言を平然と言ってくるわけです。

 

 

こんなことをやっているから夢や希望を持った若者がどんどん潰れ、国民の幸福度がどんどん下がっていくと思いませんか?

 

 

安定した職業なんてない理由

 

前項のように、国や会社は労働者に低賃金を与えて全ての自由を奪い取っていくわけですが、

 

 

ここで考えてみてほしいのが、

 

 

もしケガや病気をして仕事ができなくなったら?

 

 

もし経営が悪化して倒産しそうになったら?

 

 

これらの問いに対する国や会社の答えは1つ。”知りません”です。

 

 

仕事ができないのなら辞めろ、人件費がかさむから来月から減給、こんなことが平気で起こります。

 

 

そして挙句に路頭に迷ったとしても、社会復帰のチャンスすらまともに与えてくれない。

 

 

これがこの国の現状です。

 

 

もはや国や会社は守ってはくれません。なぜなら自分たちが生き長らえることしか考えていないから。

 

 

国でも会社でもそのトップにいるのは所詮同じ人間であり、最後は自分が一番大事なんです。

 

 

サラリーマンは一生安定という神話は崩壊し、さらに昨今では、最強の安定業と言われてきた公務員でさえも首を切られている始末です。

 

 

早期退職やら希望退職やら、いくら呼び方を変えたところでやっていることはただのリストラです。

 

 

”希望退職”に至っては、あたかも自分の意志で辞めますと言わせているかのようでなんとも小賢しい。

 

 

どんなに国のため、会社のために自由を捧げたところで、労働者は所詮歯車であり、雇う側次第でいくらでも減給されたり、首を切られる可能性があるのです。

 

 

このように、本当の意味での安定した職業などこの世にはどこにもないのですね。

 

 

脱労働者を目指す重要性

 

ここまで読み進めてきたあなたは、

 

 

安定した職業はないことはわかった。じゃあどうすればいいんだよ

 

 

と思われていることでしょう。

 

 

ここで僕から1つ提案があります。それは、いっそのこと労働者を辞めてみるのはどうか、ということです。

 

 

どうせ安定した職業なんてないし、労働者である以上死ぬまで不遇だとわかっているのなら、労働者を辞めることに考えをシフトしてみては、ということです。

 

 

さらに言うと、労働者を辞めて自分で稼げるようになってみては、という提案です。

 

 

ひと昔前は、起業など特別な人だけができるものだという風潮があり、現に僕もそう思っていましたが、

 

 

超情報化社会と呼ばれる現代では、今あなたが手にしているスマートフォンやパソコンというフィールドに、自分で稼ぐようになるためのチャンスがゴロゴロと転がっています。

 

 

僕はこのチャンスに気が付いてからというもの、労働者思考から完全に抜け出すことができました。

 

 

何か吹っ切れたときこそがまさにターニングポイント。

 

 

一度きりの人生、お互い悔いのないように生きていきたいですね。

 

 

〜おわりに〜

 

こんなはずじゃなかった・・・

 

自分は一体何のために働いているんだろう

 

このまま一生この仕事を続けていくのか

 

 

僕が社会人一年目の時からずっと抱いていたことです。

 

 

無数にあるはずの選択肢が他人によってどんどんと潰され、本来自分が進みたかった道とは全然違うところを歩かされているのですから現状に不満を抱くのは当然の結果と言えます。

 

 

今になって強く思っていることは、

 

 

何もしなければ何も変わらない

 

 

ということです。

 

 

思考を停止し、ただ流されるがままに生きていくというのは恐ろしいもので、気が付いたら気力も体力も衰えてお迎えがくるのを待つだけ、なんてことになりかねません。

 

 

ましてや、ある日突然給料が今の3倍になったり、空から札束が降ってきた、なんていうのもあり得ない話なので、結局のところ、自分でやるか、やらないか。

 

 

他力本願で他人が仕組んだ人生を生きるのだけは避けたいと思います。