普段過ごしていると、不意にどうしようもない不安に駆られることってありませんか?
僕はかつてこの症状が頻発した時期があって、日曜日の夜中〜月曜日の朝方は特に強く、動悸が止まらないし急にカーっと体が熱くなったりと、それはひどかったですね。
楽しい休日が終わり、再び苦しい現実へと引き戻される。
この高低差が大きかったというのが1つありますが、それよりも
将来への不安
これが要因としてとても大きかったですね。
あなたも普段の生活の中で何の前触れも無しに苛まれることがあると思います。
今回はいい機会なので、今まで漠然としか感じていなかった将来への不安を具体的に炙り出してみましょう。
いかがですか?本腰を入れて洗い出してみると無尽蔵に出てくることと思います。
この、将来への不安を明確にする作業のなにがいいかというと、危機感を高めることができるという点です。
ぼやけたままで放置していると、少し時間が経つと忘れてしまったり、まあ何とかなるだろという楽観的な思考で上書きされてしまうんですよね。
見て見ぬフリが一番よくなくて、気が付くと取り返しのつかないところまで事態が進んでしまっていて、そうなってから慌てたところで遅いわけです。
これを避ける意味でも、自分が抱えている潜在的な不安としっかり向き合い、どうしたら解決できるのかを模索していくことが非常に重要だと思います。
このままだとヤバい
自分を追い込むようであまりいい気はしないと思いますが、不安を煽り、強烈な危機感を敢えて植え付けることで現状を見直すいいきっかけとなりますから、不安要素の炙り出し作業は是非ともやっておきたいところです。
危機感を高めることができたところで、では現状の何が問題なのかを考えます。
あらゆる不安要素の元凶は何かと考えた時に、
雇われの低い固定給だけを頼りにしている
という結論に辿り着きます。
ひと月の給料は頭打ちで、生かさず殺さずの絶妙な金額が設定されていて、ここから支出額を差し引くと、ほとんど残らないか下手をすれば足りないほどで、このため一向に貯蓄が進まないし家計もカツカツ。
カツカツで苦しいけど働かないと生きていけないからまた働く、でもいつまで経っても家計が楽にならず、働きづめの生活となり、毎日が同じことの繰り返しとなる。
食べていくためには給料をもらう必要があるが、その見返りとしてあらゆる自由を奪われ、趣味を楽しむ時間も、好きな人と一緒に過ごす時間も、自分を労う時間も全て食われる。
人間関係が劣悪過ぎて今にも壊れそう、だけど給料をもらうためには歯を食いしばって耐えるしかない。
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いかがですか?雇われの給料一本で生きていくというスタイルこそが不安の噴出口であることがお分かりいただけると思います。
そして、この根本的な原因を何とかしないことには、あなたの抱いている不安を解消することは不可能です。
細い固定給にすがることでしか生計を立てられないがために、いいように使われて搾り取られて、何の自由も得られないままに将来への不安だけが募っていくんです。
あらゆる制約を受け、心身を少しずつ締め上げられて、気が付いたら会社や企業の操り人形として人生を捧げていたなんていくらなんでも不憫すぎませんか?
こんな不遇を受けて生きるというのは、本当にあなたの本心なのでしょうか?
何事もそうですが、全てを任せっきりのおんぶにだっこ状態ではろくな結末になりません。
雇う雇われるの関係性においては、後者の方が圧倒的に受け身かつ不利な立場です。
雇用側は自身の利益が最優先であり、労働者の幸せや将来なんてどうでもいいんです。
大きな利益の残りカスのような給料だけ与えて、頑張って生き延びて懸命に働いてくれなんて侮辱の極みだと思いませんか?
ボーナスにしても、考えてみたらより長く働いてもらうために蒔くエサでしかないんですね。
ちょっとした小金を与え、家計をホクホクさせることで幸福感を高め、より一層頑張って働くように仕向けているんです。
雇われの給料一本で生きていくことの不遇、おわかりいただけたでしょうか?
これまでは、将来への不安を具体的に炙り出すことの重要性と、不安要素の根本原因について触れてきました。
それらを理解したところで一体どうすればいいのかというと、”誰かに依存しないでお金を稼ぐ”、これを目指していきます。
誰かにすがりついてお金を貰うのでは、どうしても失うものの方が多くなってしまいます。
お金をあげるから言うこと聞いてね、という風に、何もかも奪われて利用されるだけなんですね。
知らない誰かの食い物にされるのが嫌なら、いっそのこと自分で稼いでしまえばどうか?というのが僕の意見です。
これからの時代は、”自分のビジネスを持つ”ことが必要になってくると思います。
誰にも頼らない独自の収入源を所有することで、たとえ急にリストラされてもすぐに食いっぱぐれる心配がなくなりますし、雇われの給料一本での生活よりも家計が楽になります。
ビジネスの世界というのは稼ぎに上限がありませんから、うまくすれば雇われの賃金を超える収入を得ることも不可能ではありません。
これはつまり、お金という最大の懸案事項を解決できる見込みがあるということです。
それに加え、固定給よりも多い収入を自力で得られるようになれば、そもそも誰かに雇われる必要がなくなりますから、思い切って辞表を叩きつけることも可能です。
そうなったら真の自由、無数の義務から解放され、同じことの連続だった日常が180度変わります。
ハラスメントに苛まれることも一切なくなり、ありのままの自分で過ごせるようになります。
言い出すときりがありませんが、経済的独立を果たすことで、あなたの中の不安要素が溶けていくのを実感できると思います。
ビジネスオーナーになるというのは一見敷居が高いようですが、僕のような平凡な一般人でもビジネスに取り組めるのが今の時代で、誰でも手の届くようなところにまでチャンスが降りてきているんですね。
ここまで読んでくれているあなたは、現状への危機感と、将来への不安をしっかりと把握できています。
であれば、そろそろ誰かのためではなく自分のために仕事をしてもいいのではありませんか?
誰かを稼がせるために働いて、生涯不安が付きまとう
自分のために働いて、自分の力で不安を消していく
すでに答えは出ているはずです。
ワクワクやドキドキで居ても立っても居られないあの感じ、胸の高鳴りは子供だけの特権ではありません。
できることなら一生楽しく過ごしていきたい、人間なら誰しも願うはず。
不遇な仕事、灰色の日常、閉ざされた人生・・・。
どうしようもない現実に気圧されて弱気になってしまう気持ちはわかります。
そんな時は、何が欲しかったのか、どうなりたかったのか、今一度自分自身に問いかけてみてください。ちゃんとした答えが返ってくるはずです。
あなたの理想を実現させるためには、あなたの意志で行動を起こすことが重要です。
いつかそのうち、という待ちの姿勢では明るい将来は絶対にやってきません。
今のあなたは現状に疑いの目を向けることができています。
せっかく高いレベルまで思考を引き上げることができているわけですから、勢いそのままで走り出してしまえばいいんです。
勇気を出して踏み込んだ最初の一歩が、夢と希望が溢れる将来を勝ち取るためのターニングポイントとなりますよ。
〜あとがき〜
この世の中は、真実をひた隠して、普通に考えれば明らかに理不尽なことを”当たり前”と定義します。
その当たり前を信じて生きることが当たり前で、少しでも逸脱すれば社会不適合者のレッテルを貼られて除け者にされる。
僕もかつては、どうしようもない現実を前に、
我慢して身を削ってストレスに耐えながら生きていくしかない、それが人生なんだ
という諦めの境地に至ったことがありました。
ですが、いざその通りに生きてみると、自分の中からものすごい反発を喰らいましたね。なにやってんだと。
本心にウソをついて誤魔化したまま生きたところで、結局後悔しか残らない
要はそういうことなんです。
大衆に交じって行進したところで絶対に報われないし、後悔が残るだけだと悟ったので、僕は灰色の現実に抗う道を選びました。
将来への不安を吹き飛ばすため、自分の人生を取り戻すため、自分で稼ぐことを始めました。
決して楽な道ではありませんが、生きている実感があって最高に心地いいです。
自分の信念通りに生きることが一番大切だと思っています。