規模の大小の違いはあるにせよ、職場というのは多種多様な人間が入り混じる一種のコミュニティです。
年齢や性別、職種に勤続年数、役職それにそもそもの性格が異なる人間たちが、職場という1つ屋根の下で共同作業を営んでいるわけです。
その中には自分と性格や考え方が似ている人もいて、仕事もやりやすいし気軽に話せる。
しかし実際にはそういう気の合う人たちというのはほんの一握りに留まり、何となく合わない人達が圧倒的多数を占めています。
ちょっとした物言いや立ち振る舞い、仕事の優先順位のつけ方、効率を取るか質を取るか。
一重に合わないといっても、些細な事からそもそも生理的に受け付けないという重度のものまで実に様々です。
自分とは馬が合わないからといって衝突を繰り返していては仕事になりませんから、どうにかしてその合わないズレを修正しようとします。
このズレの補正こそがまさしく人間関係がめんどくさいと感じる一番の原因なのではないでしょうか?
そもそも性格も考え方も合わないけど、仕事を円滑に進めるために相手に気を遣い、機嫌を伺い、話を合わせようとする。
そりが合わないからと正面からぶつかるのは当然パワーが要りますが、衝突しないようにバランスを取るのもとてもパワーを使うと思います。
その意味では、職場というのは一触即発の、実に不均衡なコミュニティであると言えますね。
そんな只中にいては気苦労が多くて当然ですし、角がなく何の変哲もない人物を演じなければならない。
ここで言う角というのは人が持つ個性です。他人と火花を散らさないよう、無意識のうちに本当の自分ではない誰かを演じているんですね。
本当の自分を無理矢理押し殺すというのは自然の摂理に反していますから、これもまた相当なパワーが必要で、かつ非常にめんどくさい。
人間関係の悩みが尽きない、精神的に劣悪な環境下で多くの人は生きているんですね。
今の職場の人間関係がどうしようもなくめんどくさくて逃げ出したい、そう考えるのは人として正常だと思いますし、魂が悲鳴を上げている証拠です。
誰が好き好んで精神を病みたいかって話です。
この場合ほとんどの人間は第一に”転職”を考えますが、僕の経験から言わせてもらうと、”過度な期待は禁物”です。
確かに職場を変えることで、それまでの人間関係をリセットできます。
しかし行った先にも人間関係は必ず存在しますし、あなたと合わない人間というのも必ずいます。
むしろどこへ行こうがいくら転職しようが合わない人間の方が多いと思ってもらって結構です。
そもそもの人間関係から解放されたいと思っているのであれば、転職は根本の解決にはならないただの博打です。
今よりもやりやすい環境、気疲れの少ない部署、気の合う人間。
隣の芝生は青く見えたのに、いざ足を踏み入れるとただの焼け野原だったなんていうのはよくある話なんです。
職場の人間関係がどうしてこうもめんどくさいのかと考えた時、そもそもの話なんですが、
人間関係を選ぶことができない
ということが思い当たります。
職場で一緒に働く人間の決定権はあなたにはなく、人事部や部門の役職者が検討して決めることであって、あなたと合う合わないは考慮されません。
だから嫌いな人間も入ってきますし、生理的に受け付けない人間もいる。
でも何とか帳尻をあわせて一緒にやっていかなければならない、だからめんどくさい、という流れになるわけですね。
ではどうすればこの流れを断ち切ることができるのかというと、話は単純明快、要は職場に行かなければいいんです。
しかしその代わりに、”自分一人でお金を稼げるようになる”ことが必須条件となります。
嫌だからといってある日突然辞めてしまったのではただ路頭に迷うだけですから、食べていけるくらいのお金を自分で生み出しましょうということです。
収入の柱が給料しかないがために、来る日も来る日もめんどくさい人間関係に振り回される羽目になるんですね。
しかもそうやって精神をすり減らしてもらえるお金は一体いくらなんですかって話ですよ。
給料にすがって働いたところで、いつまで経っても人間関係の呪縛から解放されることはないのであれば、頑張るベクトルを自分で稼ぎを生み出す方向へと軌道修正していく方が遥かに賢明と言えます。
自分でお金を稼げるようになることで得られるものの一つに、”人間関係の自由”があります。
要は労働者として働かなくてもよくなるので、それと同時に職場が消滅し、めんどくさい人間関係と永遠におさらばできるということです。
これぞ人間関係の最高のリセット法であり、あとはあなたが好きな人や気の合う人を選んで関わっていけばいいんですね。
そもそも人間関係がめんどくさいと感じる人にとって、自分で稼ぐ方法としてはネットビジネスが最適かと思います。
パソコンとネット環境さえあれば、自宅の一室からいつでもビジネスを立ち上げられるのが今の時代です。
なおかつ、従業員など一切抱えずにたった一人で完結できる手法もありますので、個人プレーが得意な人にとっては絶好のチャンスだと思います。
ネットビジネスで成功している人というのは、なにも最初から専門的な知識やスキルを持ち合わせていたわけではありません。
ほとんど丸腰の状態でこの世界に飛び込んだ人の方が多いんですね。
それでも問題なく結果を出せているということは、続けてさえいれば必要な知識やスキルは次第に身についていくと考えることができると同時に、誰にでもチャンスがあることの証明なのではないでしょうか。
細い給料のために嫌々仕事に行っているのであれば、チャレンジしてみる価値は大いにあると思います。
関わる人を選べるというのは想像以上にメリットがあります。
まず大きいのは、対人ストレスをほぼ感じなくなることですね。
職場という劣悪なコミュニティでは、常に誰かの顔色を伺い、空気を読んで波風立てないようにと気が張り詰めています。
頭がおかしくなりそうで脂汗が噴き出すような環境から解き放たれることで、重い荷物を降ろした時のような、どこかスカッとした感覚を体感することでしょう。
さらには、偽りの自分ではなく、本当の自分でいられることもまた大きいですね。
変に作ったり飾らなくてもいいというのは本当に楽です。
それまではいかにして自分を隠すか、社会に適応できる人間を演じるかに全力を注いでいたのが、今度はその分の労力を、人生をより豊かなものにするために割けるわけです。
みんなで集まって酒を飲み交わすもよし、焚火を囲って語り合うのもよし、ただなにもせずに一緒にいるだけでもよし。
誰も嫌な人間と一緒にいたいなんて思わないわけで、気が合う人とだけ関わって生きていくことで、体感的な幸福度はまるで違ってきます。
気の合う仲間や恋人と計画を立てたり共に行動している時のワクワク感や高揚感は、あなたも一度は味わったことがあるかと思います。
ドキドキして眠られない、興奮して居ても立っても居られないあの感覚は、なにも子供だけの特権ではありません。
労働に埋め尽くされた日々の中ではつい忘れがちになってしまいますが、大人だってもっとワクワクドキドキしてもいいと思いませんか?
それが大人げないと言われるのなら、僕は一生死ぬまで子供のままでいいです。その方が遥かに楽しいですから。
気の合う仲間とだけ一緒にいることが、精神的にどれだけプラスに働くかをおわかりいただけたかと思います。
たかだか20万そこらの給料を貰うためだけに、同じ空気を吸うのも嫌な人間と一緒に仕事をしなければならない。
精神的苦痛を考えたら、20万なんてはした金では到底満足できるわけがないんですよ。
ある日あなたが嫌いな人間が全員辞めていくなんてことはまずあり得ません。
これはつまり、”待っていても事態は好転しない”ということです。
成功を収める人間に共通しているのが”自主的に行動している点”で、いつの時代もそうです。
職場の人間関係がめんどくさいなら、20万の安月給が嫌なら、そこから解放されるために動き出せばいいんですね。
細い給料を貰うがために劣悪な人間関係に身を置き続けるか、それとも自分で稼いで精神的に解き放たれるか、楽しいのは一体どちらでしょうか?
あなたの意志で行動した場合に得られる成果や報酬というのは、ほぼ全てあなたのものとなります。
稼ぐための知識やスキル、ノウハウも全てあなたの中にストックされていきます。
やったこと全てが自分のためになる、これってやる気が出ませんか?
受け身の姿勢では現状は変わらないことに加え、人生は期限付きということを考えると、今すぐに行動した方がよさそうです。
〜あとがき〜
常に誰かの愚痴や文句が飛び交い、空気は淀んで張り詰めてピリピリし、呼吸困難になるんじゃないかというくらい息苦しい。
こんな環境でこの先何十年とやっていては確実に早死にするなと悟りました。
うまくやっていくために必要なのは、個性を殺してみんなに愛想笑いを振り撒くこと。
寿命を縮めてお金を貰うよりも、自由になるために頑張る方が遥かに有意義だと思ったので、僕は自分で稼ぐことに着手したわけです。
前述の通りネットビジネスは1人で完結でき、誰の指図も受けずに進めることができる点が性に合っています。
あなたもめんどくさい人間関係から解放されたいのであれば、是非とも行動を起こしてみてくださいね。