一日は24時間で構成されていて、これは変えることができません。
その中で、自分の思い通りに使える時間というのは果たしてどれくらいあるでしょうか。
休日ならまだしも、平日なんてそれは悲惨なもので、せいぜい仕事終わりの1〜2時間だと思います。
その他は全て義務に充てる時間が占めています。要は自分の意志とは全く関係ない時間ですね。
この義務の時間と自由時間との比率、あなたはどう考えますか?
僕は不可解としか思えませんね。
人間の一日は24時間で皆平等ですが、そのうちのほとんどが自分の思い通りにならないなんて、普通に考えておかしいですよ。
働いてお金を貰って生きていくためだ
そんな声が聞こえてきそうですが、それにしても自由時間が短すぎませんか?
どのように時間を使うかの主導権が、どういうわけかあなたには無いんです。自分の人生にも関わらずです。
8時間労働という殺人的な取り決めのおかげで、世のほとんどの人は時間のコントロールがつかなくなります。
みんなそうしているから、それが当たり前だからと信じて疑わないと、知らず知らずのうちに人生の貴重な時間を食われてしまうんです。
この世の中は、ただ真面目なだけだと誰かの食い物にされるようにできています。
自分の頭で考えず、言われるがままされるがままに真面目に頑張ったところで、結局はただ利用されて終わりなんです。
真面目に生きる人を嘲笑いながら利用する、この腐ったシステムは絶対に許せません。
僕が他の記事でも推しているのが、”当たり前を当たり前と思わないこと”です。
あなたが信じているその当たり前は、どこの誰かもわからない人間の価値観の押し付けでしかありません。
その当たり前を信じることで、一体どれだけの不利益を被っているかを考えてみてください。
大衆が信じて疑わないことに敢えて疑いの目を向けることで、それまでマスクされていた真実が見えるようになります。
僕はかつて、待機業務というものを担当していたことがあります。
終業後〜始業までの間に急患が来て、医師が検査の依頼を出した場合、たとえ寝ていようが風呂に入っていようが有無を言わさず自宅から病院へ駆けつけて検査をこなす、といった内容です。
職場から支給される電話を家に持ち帰り、いつ呼ばれるかわからないので方見放さず持ち歩く。
当然、常に気が張り詰めているので休まる暇がなく、何をするにも手につかないし、それでいて遠くへも行けない。
地獄の軟禁状態なわけです。
当番制で、通常僕は月に土日を含めて7日くらい受け持っていました。
当然手当もついて、呼び出し手当が4000円程度と実労時間。
一回の呼び出しでトータル6000円程度はもらえる計算です。
これが休日になると何回も呼び出されますから、自ずと手当も膨らんでいきます。
ある12月、僕は身が粉々になりました。
普通なら7日の受け持ち日数なのが、他の人の都合でその月だけ20日もの日数を担当することになったんですね。
連続ではないにしろ、月の3分の2を軟禁状態で過ごすことになります。
この12月はまさに悪夢で、平日は決まって深夜か未明に必ず2〜3回の呼び出しがあり、休日も勢いが止まらず最低でも5〜6回は召集される始末。
寝ても覚めても呼び出しのことばかりが頭を巡るし、そもそも寝つきが最悪で1時間おきに目が覚める。
電話がかかってきたかと思えば夢だったり。もうわけがわかりませんでした。
そんなこんなで総勢30回呼び出された手当は、なんとボーナスを超えました。
結果的にその月は待機手当とボーナスの両方が入ることになり、金銭的には潤いましたが、
寝不足が蔓延し、何度も嘔吐し、常に動悸がしているし集中力も無いしの最悪のコンディションでしたね。
その時に思ったのは、こんなことならやらないほうがマシだ、ということでした。
確かにお金はもらえましたが、働いているわけですから当然です。
その対価として、24時間全てを奪われました。何もできず、どこへも行けず、休まる暇もない。それが20日間ですよ?
自分の身を削り、時間を全て捧げて得たお金とは一体何なのか。
自分で頑張って稼いだお金なので意味がないとは思いたくありませんが、なんだかとても虚しくなりましたね。
大金を貰えたんだからいいじゃないかと言われるかも知れませんが、お金だけあっても時間がなければダメなんです。
そのお金を使う暇も、自分を労って休ませる時間も全く無いんです。実際精神を病みかけました。
壊れるくらいまで自分を痛めつけ、さらに時間も失うことでしかお金を貰えない
雇われることの限界を身を持って知りました。
全ての自由を奪われた悪夢の20日、忌まわしいです。
結局はお金だけあっても時間がなければダメ。この境地に至った点ではいい教訓かと思います。
しかしながら、時間だけあってお金がない、これもまたダメで、答えは簡単、路頭に迷うだけです。
どちらか一方ではダメだとなった時、目指すべきは両取りです。
要は、時間もあってお金もある状態ですね。
ここまで読み進めることができているあなたは、長時間労働が当たり前という常識に疑いの目を向けることができていることと思います。
であれば、その意味不明な常識から脱出するために今すぐ行動を起こすのが得策と思います。
僕自身の話をすると、”自分で稼いで経済的に自立する”ということに全力を注いでいる最中です。
誰かの価値観を信じ、その誰かの仕組みの一部となっているから食い物にされて自分の時間を失うんです。
あなたが時間を捧げることで潤うのは赤の他人。こんな不可解な構図を黙認する必要はありません。
誰かのためではなく、発生した利益は全てあなたのものになるような方法を選ぶ必要があるんですね。
自分自身でお金を生み出すには、正しい知識やスキル、ノウハウの会得が必須であり、その上で自主的に行動することが求められます。
こんな風に言うと、自分にはハードルが高いと思われるかも知れませんね。
ですが、挑戦する前から頭ごなしに諦めてしまっては、他人のための人生に逆戻りであり、屈辱を味わうだけです。
偉そうに語っていますが、僕がやっていることと言えば文章を書くだけで、難しいことなんて一切していません。
どうですか?これなら自分にもできそうだと思えたなら勝算大ありです。
僕だけでなく、とても多くの人たちが文章とキャッシュポイントをうまく組み合わせることで収益を得ているんです。
僕なんかはまだまだですが、月に数百万もの大金を得ている方もたくさんいるんですね。夢のような現実です。
時間とお金を両取りできる方法がある。この事実だけでも覚えておいてもらえたらと思います。
〜あとがき〜
されるがまま、言われるがままで生きていると、知らず知らずのうちに人生の舵を他人に奪われてしまいます。
やっぱり、おかしいことはおかしいと言い、戦うべき時には戦わないとダメなんですね。
白旗を揚げてひたすら行進したところで後にも先にも見える景色は変わらないんです。
これ以上、不戦敗の人生を送るわけにはいかない。こんな気持ちで日々あがいているところです。