ネットビジネスは何もないところからコンテンツを生み出したり仕組みを作ったりと膨大な作業の連続です。
その中でも大事にして欲しいのが”本を読む時間”ですね。
そんな余裕なんてないよと思われるかも知れませんが、ここで敢えてお伝えしているのは読書にはそれだけ価値があると思っているからです。
具体的には
知識と情報の宝庫
新しい価値観に出会える
ネタ切れ回避に繋がる
吸収した情報は誰にも奪われない
ライティング能力の向上に繋がる
コンテンツ作成の際の引き出しが増える
といったメリットがあり、あらゆるビジネスの成功者が読書は大切だと言っているんですね。
とりわけ情報発信に関しては、自分の中の知識や情報や価値観を払い出す作業ですから、どれだけインプットに時間を割けるかが大事であり、その意味でも本を読むことは有効と言えます。
それまで全く知らなかった知識やスキル、価値観を簡単に習得でき、かつそれらは全てあなたの中にストックされるので誰にも奪われる心配がありません。
ライティング能力をアップさせるためには、ビジネス書や啓発本よりも小説がおすすめですね。
なにしろ物書きのプロが手掛けているので、ストーリー展開や物の言い回し、表現方法などはとても参考になります。
作者によって個性やクセがありますから、あなたが読んでいて心地の良いものを選んで読んでみるといいと思いますよ。
ネットビジネスを始めるに当たってなにか取っ掛かりが欲しいと思い、まずは一冊買って読んでみることにしました。
ネットビジネスに取り組むのは正しい選択だと再確認したかったのと、それまでの凝り固まった先入観や価値観をほぐして風通しを良くしたいという目的もありましたね。
そこで着目したのが”お金についての価値観”でした。
ネットビジネスで稼いでいる方や他の方面のビジネスオーナーが皆口を揃えて言っているのが、ほとんどの人はお金についての知識がないということです。
確かに義務教育から始まって大学を卒業するまで、お金についての授業なんて一回も記憶がありません。
一般人と成功者とでは、お金に対する考え方が決定的に違うんだろうなというのはなんとなくわかりました。
というわけで僕が買ったのは、”金持ち父さん貧乏父さん”という本でした。
お金のために自分が働くのか、それとも代わりにお金に働いてもらうのか、お金を使う優先順位、お金持ちがどんどんお金持ちになっていくカラクリなど、まさに目からウロコの情報が詰まっており、僕はこれでお金に対する価値観がひっくり返りました。
買ってから随分と月日が経ちましたが今だに読み返すことがあり、折り目やマーキングがたくさんついています。
もしあなたがネットビジネスに参入する前なら、ゴリゴリのビジネス本よりも比較的優しい内容の本を選ぶといいかと思います。
すでにある程度実践していて作業や全体像が掴めているのであれば、よりテクニカルな本を読むのもアリですね。
たかだか数千円とコスパが良く、それでいて収穫がとても多いことを考えると正しい自己投資だと思います。
あなたが得た収穫はそっくりそのままあなたの中にストックされ、それらは実態がないので誰にも奪われる心配がないというのは先にお話しした通りです。
そして、ストックされた情報を自分の中で整理して繋ぎ合わせて発信していくことでお金を稼げるのが今の時代。
一旦自分の中に落とし込んだ情報を吐き出すことの最大のメリットは、”オリジナル性が高い”点だと思います。
例えば文字に書き起こす形で発信するとして、その文章はあなたにしか書けませんし、他の誰も絶対に真似できないものであり、これはとても価値があります。
あなたの過去の体験や思想や価値観、信念や知識というのは、他の人からするととても貴重で価値のあるものだったりするんですね。
お金を払ってでも手に入れたい、そんな風に考えている人って実はたくさんいるものなんです。
かつてはそういう人たちに情報を届ける術がありませんでしたが、今はインターネットの時代です。
地球の裏側にいる人間に向けて情報を発信することも不可能ではありませんし、いまやネット人口は何千何億の世界です。
そんな巨大な市場に向けてセールスをかけられるわけですから分母の数が段違いであり、その意味ではネットビジネスというのはとても夢のあるモデルですよね。
自分の中の情報をお金に換える手段が確立されている、そう考えるとより一層インプットの重要性が際立つと思います。
可能性やチャンスが多い時代ではあるものの、一歩でも踏み外せば奈落へと引きずり込まれてしまうのが現実です。
そんな足場の悪い時代においては、自分の身は自分で守るくらいの勢いを持ちたいところ。
どうせ国や会社なんて助けてくれないし当てにもできない、だったらさっさと諦めて自分で稼ぐ能力を高めた方が賢明だと思います。
ネットビジネスを実践する上で欠かせないのが本を読むなどのインプット作業、というのが今回のお話しでしたね。
これまで本を読む習慣がなかったとしても大丈夫、今からでも決して遅くはありません。
まずは寝る前の布団の中で数ページ読んでみるのがいいですね。
あとは、作業がはかどらない日は思い切って読書に専念するのもアリだと思います。
とにかく足を前に出し続けることを意識してみてください。
そうすることでいつか必ず目的地に辿り着けますからね。