アフィリエイト初心者が達成すべき最大の目標といえば”初報酬を得る”ことだと思います。
初めて収益が上がったという事実は、0→1を生み出すことができたという実績となる他、
それまでの努力が報われたことの証明とも言えるので、是非とも手にしたいものですよね。
今回は、僕がアフィリエイトを始めてから初報酬を得るまでにかかった期間や記事数、
その後どのように推移していったかなどをお話ししたいと思います。
これは人によって差が大きいところではありますが、大体大雑把にいうと半年くらいはかかるというのが先人たちの見解です。
これには理由があって、真面目に運営しているブログだとグーグルに正当に評価され、
かつそれまでコツコツと書き貯めた記事たちが検索エンジンの上位に掲載され始めるのがちょうど半年くらいなんですね。
少し前までは、内容の薄っぺらい記事が即検索上位に表示されるなんてこともあったようですが、
現在では何の後ろ盾もない新米ブログやその中の記事が即上位表示されるということはまず起こらなくなりましたし、
そもそも検索エンジンにすら表示されないなんてこともざらにあります。
これは訪問者にとって役に立たない低質なコンテンツが検索上位に来ないようにするための措置でして、
ブログを真面目に運営し、有益な情報をコツコツと発信し続けて、グーグルに正当に評価されることで初めて上位表示が可能になります。
要は評価されるまでアピールし続ける必要がある、ということです。
前置きが長くなりましたが、僕が初報酬を手にするまでにかかった期間はおよそ8か月ほどになります。
3月終わりから本格的に作業をスタートさせ、その年の11月に初めて収益が上がりました。
大体半年が目途だと考えると、僕の8か月は早くはないけどそんなに遅くもないかなといったところですね。
そして肝心の金額はというと、ずばり35円です。
当時はアドセンスによる広告収入を導入していて、これは自分のブログや記事内に広告を設置し、訪問者に広告を踏んでもらうことで収益が発生するという手法です。
このアドセンスの報酬単価というのは1クリックあたり数円〜数百円ですので、自ずと初報酬も駄菓子レベルとなりました。
当時の心境としては、色んな意味で「マジか」って感じでした。
0→1が生まれたことに対する驚きと、努力が報われたという感動と、それでいて意外と冷めた自分がいたのを覚えています。
諦めず投げ出さずにとにかく続けろ
先人たちが口を揃えて言っていることですが、まさにその通りでした。
最初の35円を手にするまでにブログに入れた記事数は120記事程になります。
アフィリエイトはまずは100記事と言われていますが、これはグーグルに評価され始めるのがちょうど100記事を超えたあたりからという理由から来ているようです。
僕自身も、110記事前後アップしたあたりから急に訪問者数が増えるという現象を体験済みですので、この100記事というのは信憑性があると思っています。
何の予兆もなく突然PV数が増えたので、どうしたことかとアクセス解析ツールで分析してみたところ、ごく初期にアップした数記事が検索上位に食い込んでいたのと、
それまで検索結果に表示すらされていなかった記事たちもいきなりトップ10位もしくは2ページ目に表示されているという現象が起こっていました。
この現象こそが、自身のブログや記事がグーグルに正当に評価された証拠なのかなと解釈しています。
あと、僕の場合1記事当たりの文字数は大体2000〜4000程度で仕上げていました。
真面目に頑張っていればちゃんと評価されるもので、どんなに努力しても給料に反映されない労働者とは大違いだと感じました。
僕の場合は120記事あたりで一気に検索順位が底上げされるという現象が起こり、それからというもの、アップした記事は即検索エンジン上に表示されるようになりましたし、
ライバルが比較的弱いキーワードではいきなり検索1ページ目に表示されることも多くなりましたね。
その後も記事を入れて、トータルで200記事程度入れたところでそのブログは放置することにしました。
というのも、当時は芸能人のゴシップネタを中心に記事を書いていたのですが、ハッキリ言って全く興味がなくてただただ苦痛でしかなかったのと、
アドセンスでは大きく稼ぐことは至難の業であり、かつマーケティングの知識やスキルが身につかなかったんですね。
このまま続けてもせいぜい月数千円が関の山で、神経をすり減らしてまでやることではないなと思ったので、残念ではありますが手を加えることを辞めました。
しかしながら、120記事での初報酬を境に、その後はPV数がグングン伸び続け、それに比例して収益もどんどん伸びていきました。
扱っていたのがゴシップネタというのもあって、芸能人がやらかしたりしたらバズることもしばしば。
そんなこんなで最盛期は月に数千円ほどの収益が上がっていました。瞬間最高風速ではありますが、夢のある話ですよね。
僕が最初に立ち上げたブログは途中で放置してしまいましたが、そこから得た収穫は半端ではなかったです。
・0→1って本当に生み出せる
・ちゃんと真面目に、かつ良質なコンテンツを提供し続けていれば、記事全体の順位が底上げされる
・一度グーグルのお墨付きをもらえば、既存の記事は簡単に順位が落ちず、新しい記事は即座に上位に食い込むこともある
・初報酬発生後のPV数とそれに呼応した収益の伸びを体感できる
僕が当時用いていた手法は、その時すでに稼げないだとか、飽和しきっていて後発組が入り込むのは絶対不可能と言われていました。
そんな中で、小さいながらも戦果を挙げられたというのは、まだまだアフィリエイトには可能性が残されていることの確たる証拠だと思います。
一重にアフィリエイトといってもその手法は様々ですが、どんなノウハウであったとしても、初報酬が上がるまでは歯を食いしばってやってみる価値はあると思います。
アフィリエイトは、最初は作業時間と報酬が伴わずに苦行の時期を過ごすことになります。
この時期を我慢できずに脱落していく人がほとんどなわけですが、やがて労力と報酬が反転する時がやってきます。
その変曲点を是非とも体験してほしいと思いますね。
先にもお話しした通り、僕の場合は約8か月、総勢120記事ほどで初報酬が出ました。
途方もなく長い時間をかけ、地味な作業をコツコツと継続する毎日。
これを聞いて弱気になるのは間違いではありません。やる気が出る人の方が少ないと思います。
僕自身、今でこそ過ぎ去ったこととして偉そうに語っていますが、当時は気がおかしくなりそうな毎日を送っていました。
手が動かず、頭が回らず記事が書けず、悔しい思いをしたことも一度や二度ではありません。
今日は早く寝て、いつもより早く起きて記事書くぞ
と息巻いて、結局いつも通りの時間まで爆睡したことも何度もあります。
アフィリエイトは真っ当なビジネスですから、成果が出るまでに時間がかかりますし、それに費やす労力というのは尋常ではありません。
この点をしっかりと理解して自身に落とし込まないと、理想と現実のギャップに圧倒されて脱落してしまいます。
もう一度言いますが、アフィリエイトで稼ぐのは容易なことではありません。
しかし、じゃあ全く不可能かと言われると決してそんなことはなくて、正しい方向性で相応の労力を費やせば必ず結果が出ます。
アフィリエイトは0→1を生み出すのが最難関で、そこを切り抜ければあとはそんなに難しくないとはよく言われていることです。
そして得られるものは、報酬はもちろんのこと、0→1を生み出したという実績や稼ぐためのスキル、ノウハウ、資産(記事)など盛り沢山であり、かつそれらは全てあなたのものです。
雇われの賃金のように訳も分からずにガッポリとかすめ取られる心配はありませんし、知識やスキルなど実体のないものは、あなたの脳みそにストックされます。
何もかもが自分の収穫になる。これって最高じゃありませんか?
アフィリエイトで得た収益を、今度は別のビジネスに投資してさらに資産を増やすことも可能です。
まずはアフィリエイトで0→1を生み出し、そこから投資なり資産運用なりを展開していく。面白くなってきますね。
初期費用がほとんどかからず、本当にまっさらな状態から0→1を生み出すことができるという点で、あらゆるビジネスの玄関口として非常に有用なわけです。
稼げるようになるまでは相当な時間と労力を要しますが、そこさえ何とかなれば価値ある収穫が盛り沢山なんですね。
〜あとがき〜
アフィリエイトは、労働のような義務も強制力もなく、あくまでもあなた主体で実践していくものです。
労働者として受け身の立場で生きていることが原因で、この自主性に耐えきれずに脱落する人が多いのが残念です。
義務でも強制でもないので、そもそもアフィリエイトはやらなくてもいいことだと思います。
やらなかったからといって今すぐどうこうなるわけじゃないし、誰かを困らせるようなこともない。
ですがそのやらなくてもいいことが、人生を大きく変える可能性を持っているという事実もお伝えしておきます。
僕としては、自分の力で道を切り拓いている感じがして好きですけどね。得られる収穫も大きいですし。
指図され、言いなりになるだけが人生ではないと思っています。